龍体文字は日本に漢字が伝わる以前に使われていた「神代文字」のひとつでございます。
その特徴は、他の神代文字と比べ、曲線的で美しくエネルギーを感じます。
龍体文字は、今から推定5,600年前、別天神(コトアマツカミ)として古事記に登場する生命誕生を象徴する神である「ウマシアシカビヒコジノカミ」の編纂とされています。
また、フトマニ図は、トヨケ神(伊勢外宮祭神)がイザナギとイザナミの両神にサゴクシロ宮に坐す四十九(ヨソコ)神の座席図を表し授け、後にアマテル神(伊勢内宮祭神)が吉凶を占うため編集したもので古代の宇宙観の象徴です。「フトマニ=太占」と書くことから、古代人はこれを占いの道具として使用したと推測できます。